exhibition

「皇室の名宝−日本美の華−」展:東京国立博物館

「皇室の名宝−日本美の華−」展のプレビューに参加してきました。みんな大好き伊藤若冲の「動植綵絵」全30幅が、東京では83年ぶりに一挙公開される特別展です。期を分けて公開された宮内庁・三の丸尚蔵館の展示も、一昨年の京都・相国寺の展示も観たけれど何…

鴻池朋子展 インタートラベラー 神話と遊ぶ人

展示を観る前にアーティスト・トークに参加。「ちゃんとやってるひとたちに、もうしわけなくなっちゃう」という発言があってその気持ちはなんだかとてもよくわかるなーと考えながら観覧。個々の作品に寄るとキャッチー過ぎて心を通り抜けてしまったり、もっ…

メアリー・ブレア展

ディズニーのキャラクターデザインはとっても好きなところとすっごく嫌いなところがあって、すっごく嫌いなのはなんかすぐ野暮ったいおじさんっぽくしちゃうところ。プーとかチェシャ猫とか。対して、とっても好きなところは、初期のデザインにみられる、う…

「若冲と江戸絵画」展

苔子(id:kco)ととっても楽しく観ましたよ。若冲の部なんて The Eccentrics と銘打たれてたしね! いろんなトラーとぐるぐるツルがすてきだと思いました。あとぐるぐるツルとぐるぐるダンスの呼応とか。 若冲と並んでみんな大好き酒井抱一さんは、12カ月の…

ストーリーテラーズ アートが紡ぐ物語

鴻池朋子さんのインスタレーションが素晴らしかったのです。天井には船が浮いていて床には丸い池があってそこに映像が流れてるってもう空間自体が多分に余裕で物語なんだもん。流れていたアニメーションは王太郎さん的だとも思いました。 http://www.mori.ar…

秘すれば花 東アジアの現代美術

なんていうかこう… くすぐったい感じ? 課題に対してがんばってひねりを入れてみちゃった学生作品みたいな。残念ながらコンセプトからはみ出た詩情を感じられる作品は少なかったのです。メゾンエルメスでも話題でしたがスゥ・ドーホーの布のはよかった。でも…

“本”というこだわり“紙”でできることvol.2 : ロバロバカフェ

手にとれる言葉やヴィジュアルは良い。さわれることは良いことです。捲って、視て、読んで、選んで、持ち帰れることも。 http://www15.ocn.ne.jp/~robaroba/

アニャン乙女文学喫茶展 -本と喫茶の街の乙女たち-

なによりも物販に心躍らせてしまうのはどうなんでしょう?という気もするのですがしかし日々のこまごまとしたものを選ぶことはきらめきなんだもの。ぽってりとしたマグがよかった。 http://www.anyan-sha.com/bungaku.html

暮らしのワルツ展 : ウフ・ギャラリー

たしか彼女に出会っていちばんはじめの誕生日にあげたものと同じ小物が飾ってあったりして、どこにだってふたりがいるからたのしくなる。でも、斜め後ろから吹き矢のような鋭い攻撃も受けたけど! お買い物は小さながま口とはんかちーふ、小さな版画たちもか…

球体関節人形展 〜DOLLS OF INNOCENCE〜 : 東京都現代美術館

休日の、そりゃア混んでるでしょうという日にわざわざ訪れた目当ては舞踏。最上和子さんのパフォーマンスはイノセンスのテーマにかかっていて映画のプロローグのよう。山田せつ子さんのパフォーマンスは“ひとのかたち”の解体と構築? 途中、あまりにもリアル…

若冲と琳派 ─きらめく日本の美─ : 日本橋高島屋

打ち合わせの合間にさくさく早足観覧(のわりにきちんと2周)。若冲の糸瓜群虫図はもちろん、酒井抱一さんの描く小さな葉っぱがだいすきなのよ。でもカタログではぜんぜんぜんぜん色がつぶれちゃってその素晴らしさがでておりませんでとてもとても残念でし…

ハピネス:森美術館

アートに見る幸福の鍵──モネ、若冲、そしてジェフ・クーンズへ。なにがハピネスかって、それはもうわたしにとっては、プロジェクターからの光にかぶって壁に映し出されるふたりの影でしかありません。濃い影を見ながらゆっくり手をつないで「ハピネス」とつ…

旅 「ここではないどこか」を生きるための10のレッスン

「ここではないどこか」というのほんとうにだいっきらいで(ここではないどこかなどない! なかのひとなどいない! )、愛の創作プレゼントにも「どこまでもゆく、ここではないどこかなど目指さないけれど」だとかコピーを打つくらいなのでそれはこれからも…

秋の宿題工作展 : LAPNET SHIP

女子担任GOMA先生がだしたテーマはケーキ! どんなイマジネーションもパステルカラーにしてしまうマジックがケーキにはこめられているのね。食べられなくたって、きゃアきゃアいろめきたっちゃうよ。 http://www.lapnet.jp/event_info/lapnetship/

The Peter Saville Show : LAFORET MUSEUM

高校のとき美術の授業が週10だとかあって平塗り地獄だったりしたけれどでもそういえば3年生のころには自由課題におとうとの98つかって絵本作ったりもしたにゃーというような個人史と重ねてしまったらいけないのだわと云って聞かす、ピーター・サヴィル展。…

ビーナスの夢 -A dream of Venus- : edit.for lulu

少女マンガの開拓者・水野英子展。弥生美術館での展示はもちろん見応えがあったけれどそれはもう歴史的文化資産としてただただ硝子越しに眺めるしかなかったのに、おしゃれフィルターをとおしてこぢんまりラヴリーにまとめられてしまったら、きゃアと短く叫…

ACCESSORY BOX : ROCKET

フォークロアな雰囲気とロマンチックな色使いがおまじないの道具みたいな、UKはRomy Dermanさんの作品が好きでした、石ってほんとうにうそみたいにきれい。ものづくり魂に火を付けてくれる、macareroさんの作品は女の子たちへの応援歌みたい! 思わず鋭い視…

文学フリマ

こういった場自体が放つあの独特の高揚感というか浮き足立ってる感というのは、ほんとうにほんとうに目に見えるぐらい触れるぐらい物理的に存在していて、あまりにもその放射が強く、それはもうよーするにATフィールドなわけですから、だから外から中に入る…

cafe time BOOKS 3周年展

それを意識して来店しているひとはあまりいないようだったしふつうにみんなが食べているスペースのかべにてづくりバッグがかかっているだけなのでよく見ることはできなかったけれどもとりあえず記念メニューのスープがおいしかったのでよかったです。リボン…

没後20年 中原淳一展 : 横浜そごう

憧れの乙女像はいつだってオトコノヒトが綴る。その中の彼女たちは彼らの視る女の子たちは、無秩序にして崇高、強くたくましくそして美しい。憧れの乙女像はいつだってオトコノヒトが綴る。でもこれって例の属性のひとたち風に云うならば、男にとって都合の…