2003-10-05から1日間の記事一覧
Exciteブックスニュースな本棚「オリーブの提案する新ガーリー主義、ガーリーって何!?」。乙女とガーリーはひとりの女の子の中に確実に共存してる観念だとは思うけれども、しかしそれを乱暴に混ぜ捏ねちゃったらダメなンぢゃないかちら(そこにこだわってい…
張りつめた空気の糸とそれを操る指揮者、リボンと飛ぶ妖精たち、かわいい蜘蛛女、魔法。(20020315)
怨念と愛の変わらなさとは裏腹に皮膚がどんどん厚くなってゆく感じが窓を開けました。(20010419)
とてもわかりやすいひとだなアと思う。季節はすべて過ぎてゆく、という極めて男子的な生き方。精力の強さ(迸る熱いパトス!)はLIFEのそれには及びませんが囁きあうセックス。(20020228)
(自分を?他人を?作品を?)擁護したい気持ちはわかるけれども醜悪な噂話に耳をふさぎたいのならばまず、自らその種になるようなヒステリーを起こして大切に想うものの足をひっぱたりしないようにすることよ。(20021016)
シェパード・プーにヤンソン・ムーミンの大判イラストクリップ集としてはもちろん有効、なのですがいくらなんでもコピー間違ってる安易な雑誌みたい過ぎです。こんなにそれでしかないような世界をおとぎ話として受け取ったりましてやそれによって癒されよう…
「それにしても岡崎さんはアトガキが素晴らしいのよね、他につけたすことがないくらい」なンて云っていたら文藝に全収録、女のケモノ道のいくつかの再録も未発表インタビューも。けれどでもね、わたしたちが待っているのは──。今日に限らずわたしはよく思い…
憧れの乙女像はいつだってオトコノヒトが綴る。その中の彼女たちは彼らの視る女の子たちは、無秩序にして崇高、強くたくましくそして美しい。憧れの乙女像はいつだってオトコノヒトが綴る。でもこれって例の属性のひとたち風に云うならば、男にとって都合の…
ちょっとピンクの髪の女の子エピソードは良かったかも「泣きたいのはわたしなのに!」とかなんとか。えーと、基本的に物語重視派なのだからストーリーラインが途切れるほどに寄り道とかしちゃわなければきっとそんなに飽きることもないだろうに、とは自分で…
2次元の男の子たちに云われて腰砕かれているうちにうっかり1週間とか経っていました。おれたちの永遠を、ここからはじめよう、そんなときめきメモリアルときめきトゥナイト愛してトゥナイトで御座います。だって、子猫に名前とか、文化祭でウェディングド…
ヘビィローテーションで流されるデモムービーにまんまと胸を熱くしてしまう。みんなで手をとりあいましょうという無責任で安閑とした誘いではないその使命感にエンパシィ。たとえ血塗られた道でもゆく、物語は続く!(20020327)
思えばMYSTもそれほど好きではなく、やはり言葉萌えするタイプですのでICOはそれほどガツガツ面白ーいってプレイしなさそう(誰よクーロンズゲートと似てるって云ったの! / それはたぶん2chのひと)。男の子が大洋さんに似ていてそればかりが気になります。…
何度も歩いた谷や森、手に入れ続けたミスリル、出逢い話した妖精たち。目の裏側の世界が目の前で鮮やかに。夢じゃなかったのね、ずっとずっと前からそうなっていたのね。(20020413)
幼稚で滑稽でけれどもそうするしかなかった役割としての青春。彼の流され加減と、世界を知らないがだけの片手落ちの喪失感、知らないが故の意識の明白さが、何もなさ過ぎて光だけが大量に溢れる露出過多気味の世界へ放射されるの。痛い? いいえ、そンなこと…
なにかが起こる前も後も、そもそも道はバラバラということ。ついたり離れたり、それでも生きるということ。たくさんの自我のそれぞれがどうしても生きるしかできなくて、けれどもそれを美しいと思う心が、人にはある。という光。(20020121)
裏声で歌う女の子たちにきゅうん。知らないのに知っている風景、ずっと待っている世界。(others)
トランプの兵隊のように裏返ってゆく祈りと記憶、そして未来。美しくて切なくて悲しくて悲しくて悲しくてとても幸せ、という状態。彼女の愛と彼女の愛と彼女たちの愛。その想いに出逢えるということ、永遠に瞬く墓石。ああ、なんてこと、関係において一方通…
PASSEPORT DE L'AMOURにスタンプぺたん。大笑いもしましたがかなり心地よく眠りもしました。ガーデンシネマの椅子のせいだと思います。それもこれも、愛。(20011129)
ジョニーデップの顔はぜんぜん好きなじゃない、けれどもそんなことは関係ないものジョージ・ユングには関係ないの。素晴らしさは。根本的な間違いと、まるで気のせいみたいにあらゆることが始まって終わる世界。 愛とは、血とは、映画とは。楽しくて短く感じ…
血沸き肉踊る高揚は、焦燥を吹き飛ばす。(others)
女の子たちが良かったのですとくに八重樫が期待以上にというか期待していなかったのに。脚本も編集も演出ももう少しどうにかならないのかしらの箇所はたくさん。けれどそこはかとなくエロくてとてもキレイなシーンもあって普通に良いのではないのでしょうか…
原作にはとくに思い入れもないのでギャップがどうだとかそんなケチくさいことはもちろん云いません、ただあの不躾な翻訳に粗野な編集はないと思うわ。だってせっかくハリーのニヤリ顔のダークさも素敵だったりして成功してる配役や制服のデザインや美術のブ…
女子ふたりも良いけれど、男子ふたりも素敵! 女の子のその無敵ぶりからは想像も出来ないくらい優柔不断でみっともなくって若くて愛しいの。(20010707)
ふるえる手に煙草、血の愛、恋する女の気違い沙汰、そして殺し屋さんの2丁拳銃やたら素敵それはジョン ・ウーのそれより冷たい弾丸。素晴らしさは感情を決して交換しようとしない関係にあって、ボーイミーツガールの奇蹟もよくあるすれ違いもすべては各個人…
きらきらアフタヌーンパーティ、手に手を取って踊る若い彼女と若い彼女。女の子がふたり揃うとどちらかが消えなくちゃいけないってそれは世界の決まり? ああ、だからといってその理由に不純物を混ぜ込むなら、たちまち魔法は解けてしまうのよ、たとえそれが…
素晴らしき構成。引き裂かれた自己と他者そして生と死なんちて、本当は区別すらつかないというわけ? どんなにおかしくても現実を生きたいな、女の子は夢を見ながら現実のいちばん先に。(20020407)
コスプレ→アクション→エッチ→コスプレ→アクション→エッチのリピートオンリー、演技もストーリーもなにもナシ!な素晴らしい映画だと聞いてはいたけれど、ホントにそうでした。強さとは美しきことかな。グッモーニン・チャーリー。(20001122)
感動だなんて決してしないのです。できないのです。鑑賞者の立場でいられる余裕などどこにもないのです。これは事故。実体験そのものなのです。嗚呼、すべてのカードは裏返ってしまった! 確実に以前と以後に切り裂かれてしまう呪縛。いまでもまだ、わたしが…
久しぶりに子供たちに囲まれて座る映画館、始まってすぐから鼻がツンとしてダメだった。これはむかしのこと? それともこれからの? 幼稚園に上がる前から雲の上になんか乗れないことを知っていた女の子が年月を重ね小川のそば木の根っこの穴の中で地リスと…
ひとがひとを殺すなんていけないわとか甘ったるいことではなくて、殺したいひとがいたら云われなくともちゃんと殺しますっつってンのよ。自分ではないものを背負って、相手ではないものに向かってゆくのなんてまっぴらだわ! スターリングラード前半が素晴ら…