otome/girly
きらきらアフタヌーンパーティ、手に手を取って踊る若い彼女と若い彼女。女の子がふたり揃うとどちらかが消えなくちゃいけないってそれは世界の決まり? ああ、だからといってその理由に不純物を混ぜ込むなら、たちまち魔法は解けてしまうのよ、たとえそれが…
素晴らしき構成。引き裂かれた自己と他者そして生と死なんちて、本当は区別すらつかないというわけ? どんなにおかしくても現実を生きたいな、女の子は夢を見ながら現実のいちばん先に。(20020407)
コスプレ→アクション→エッチ→コスプレ→アクション→エッチのリピートオンリー、演技もストーリーもなにもナシ!な素晴らしい映画だと聞いてはいたけれど、ホントにそうでした。強さとは美しきことかな。グッモーニン・チャーリー。(20001122)
編集次第でもっとアレだったと思うんのですけれど、とりあえずにオープニングは泣いちゃう。(20001209)
あれれ乙女ふたり物語ではなかったの、なものだからそれを映画館で観てるこちらの乙女ふたりが一瞬グゥってそれは仕方ないぢゃない、でもね彼はとっても格好良かった、ええと、そうね、ドラキュラとかになるといいと思うわ!(20011002)
妖しくて気持ち悪くて恐ろしくて美しい完全なかわいい世界。このアリスがいちばんアリス、と思う。(20000825)
キャロがいないジュネはすっかり乙女おじさん! 世の中の不思議さんたちに無駄に勇気を与えてしまいそうな懸念がある作品だけれども、でもアメリの偉いところはパラノイアだってちゃんとお仕事をしているところだわ、けっして人に甘えたりとかしてないところ…
恋と思い込みってどうちがうの? 本当にどう違うっていうんでしょう! でも死ぬまで解けない魔法はそれはもう真理なのよ。「“世界のどこかにいる誰か”がアナタなの」そう簡単に言い切れるのは、永遠に憧れているが故になんとしてでもそう思いたい希望でも、…
開くと、いつもとりとめもなく涙が流れます。それはきっと、絶対的に存在し続ける「ただただそこに在る愛」が写しとられているからだと思うのです。「誰かを愛することは比喩と違う」これは岡崎京子さんがこの本に寄せた文章のなかの言葉。愛は比喩ぢゃない…
しっかり西武のポイントつけつつ注文した全集届きました。どす黒い不安と不安定に寝首を掻かれこれまたどす黒い血を流しながらも透明で清らかな夢を見続けるホラーな奇蹟はすべての乙女に起こります。(20030313)
女学生のきらめく日々、それは馬鹿みたいに楽しいお喋り、涙。さあ、女の子は伝えなければならない想いを胸に抱えて進むのです。(others)
キラキラ宇宙カラフル空気、それはそれは素晴らしき世界。2000年に注がれているガーリーのミルクの海に、肩までではないにしろ半身浴くらいには浸かって一滴でも汗をかいている女の子にとって、これがストライクぢゃなくてなにがカワイイのだというのでしょ…
ぐるぐるしながらわたしたちは進む。戻れない時、巡る時、掴む時、何度も何度も何度だってその時は充ちる。ハッピーエンドの先の崖の存在? いいえ、そんなくだらない妄想になんて耳を貸しはしない。盲目? いいえ、すべてを見切った上でマーク外す飛び込み…
自分で幕を引く気持ち。完璧な(未熟な)意志とともに訪れる敗北、死というパッケージ とそれとまったく関係のない別の位置に煌めく美しさ。誰に読ませるともなくしたためる文章のそれゆえの潔さはいま読めるどんなサイトのテキストにもかなうわけがない。で…
裏タイトル「プライド」、あいかわらずの亜美。けれど。トップでなければ最低も同じ。その覚悟があるならわたしは死なない。ただ、それを見失わせるのが恋だもの、それでなにかが純化された気になれるなら、どうしてもほかにはなにも見えないなら“それ以外に…
恋を免罪符にしようとするだなんて、馬鹿な女は見殺しで充分! 彼女の聞くことのなかった最後の言葉はそれはみんなのための十字架、背負わなければ救われることもないのよ。(20020520)
主人公の潔さと冷静さが素晴らしい。温度なきものに熱を与え、乙女の祈り、祝いと呪いを昇華させる巫女。そしてまた地面の上で営む暮らし。血の通う星。(20020306)