アメリ : ジャン=ピエール・ジュネ

キャロがいないジュネはすっかり乙女おじさん! 世の中の不思議さんたちに無駄に勇気を与えてしまいそうな懸念がある作品だけれども、でもアメリの偉いところはパラノイアだってちゃんとお仕事をしているところだわ、けっして人に甘えたりとかしてないところ。宣伝で云われているとおりにアメリの悪戯がみんなに幸せを呼んだかどうかはともかくとして、完璧にパッケージングされた映画。「フランス恋する惑星でしょう?」願うはやっぱり次はキャロと組んで欲しいわなンてもう無理なのかしら。(20011209)