時をかける少女:細田守

誰もが誰かを想ってる、なんてときめきメモリアル! もうすぐ夏休みっていうそんなのどかな高揚感の中に起きた物語。仲さんの声がとても良いのね。 あと妹がー。 大切な想いとタイミング、すべてがリニアに奇跡的に連なってできてる情景をバッドエンド重ねてはやりなおして細切れでちょん切ってしまう乙女ゲーで犯している罪をひりひりと感じたりもした。でも、だとしても、主人公である「わたし」にとっては、いつだってなんだってどんな繰り返しだって繋がってるんだよ。積み上げて繋げてそれは崩すことなんてなかったことにするなんてできない。ものすごくものすごくがんばることが 時をかけるってこと!  かけるのは未来へ向かってであって、 それは不思議な力がなくたっていつだって私たちにできること、だもの。 ってエンドロール前にタイトルがでたときに強く想って涙だだ漏れた。