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(再び)ああっ四郎さん! そして二度死ぬひとのことを考えて酩酊。えーとえーと三郎さんったらロマンティスト。(20020701)
「オレには人とは違ったなにかがある」と俗的なものに嫌悪感を抱きながら根拠のない優越感に浸りつつもクラス・ヒエラルキーでは誰にも相手にされない最下層に属し「こんなんでどーするんだろう?」と鬱になっては自己嫌悪にかられ最終的には自慰行為に耽る…
恋を免罪符にしようとするだなんて、馬鹿な女は見殺しで充分! 彼女の聞くことのなかった最後の言葉はそれはみんなのための十字架、背負わなければ救われることもないのよ。(20020520)
主人公の潔さと冷静さが素晴らしい。温度なきものに熱を与え、乙女の祈り、祝いと呪いを昇華させる巫女。そしてまた地面の上で営む暮らし。血の通う星。(20020306)
本当になんでこのひとはこんなにこんななんだろう。世界で唯一、尊敬に値するひと。女の子が、彼女のように圧倒的でいられないくらいなら死んだ方がいい。ライオンがインパラの背骨をへし折って肉を食べても。(20001122)